指の短いピース。

終戦の日だって。

 

実感は無い。

僕自身が戦争をしたことが無いし、

戦争の話は、

祖母からしか聞いたことがないから。

 

祖母は、

僕にとって、ストーリーテラー

 

僕の想像力が豊かなのか、

祖母の話術が匠なのか、

そんなことどうだっていい。

 

祖母の話は、

そのまま映像として、

僕は認識している、映画のように。

 

田舎の生活の話から、

疎開の話、

終戦の話、

祖父との出会いの話。

後は、死体の振りをして死を免れた話。

 

そんなことだから、

戦争の話は、僕にはとっても恐怖で

当時の僕には、

ゴジラ、カミナリ様と並ぶ恐怖だった。

 

祖母は

わけも無く、身近な人が殺されたと言っていた。

仲の良かった人と、突然離ればなれにならなければいけないと言っていた。

 

終戦とテレビが伝えるたびに、

僕はそれを思い出す。

 

戦争を経験した人が、後世に伝えること。

生き証人がいなくなる日もそう遠い話じゃないと思う。

 

どれが正しくて、どれが間違っているかなんかじゃなくて、

経験した人の口から語られる事実を、

僕たちは、

ちゃんと受け止めて、

事実を後世に伝えなければいけない。

 

僕に、政治を語る資格はないけど、

事実は、知る・伝える権利くらいはあってもいいでしょう。

 

こうやって、

興味が無いけど、

向き合うことが出来るようになったのは、

年齢のせいなのか、

幼い頃に話してくれた祖母のおかげなのか。 

 

 

もう、

祖母とは4年近く会っていない。

 

いつまでも、

人が元気でいる保証はない。

 

会える時にあって、

もう一回、

ちゃんと聞いてこようかな。

 

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 てはなし。